■ 1.「やりがいがない」と言えるほど、暇じゃない。
忙しい。とにかく忙しい。
だけど、ふと時間が空くと、自分に問いがやってくる。
「俺、何のためにやってるんだっけ?」
本音を言うと、“やりがい”とかどうでもいい。
でも、“ただ消耗する感じ”に耐えられなくなってきている。
そんな感覚、ないですか?
■ 2. 成長してる実感が、最近どこかで止まった気がする。
ポジションも上がった。後輩にも教える立場になった。
でも、前みたいな「俺、伸びてる!」っていう実感はない。
知識も経験も増えてるはずなのに、心のどこかで、「もうひと伸び」が信じられなくなっている。
それがじわじわと、自信を削ってくる。
■ 3.「上司」としても「部下」としても、期待に応えるのが苦しい
中間管理職やリーダー職は、特にこの板挟みに苦しむ。
- 上からは数字と責任
- 下からは相談と不満
- 家では「パパはまた仕事?」
みんなの要望をバランスよく受け止めてるうちに、自分のキャパが“感情のゴミ箱”になっていく。
でも、「しんどい」なんて言えない。
■ 4.「プライベート」って、どうすれば取り戻せるの?
昔は休日に友人と会ったり、趣味に没頭したりしてた。
最近は、休みの日はとにかく寝る。
誰かと会う余力がない。
たまに出かけても、「ああ、月曜が近づいてくる…」と心が重い。
「このままだと、人生が仕事だけで終わっていく気がする」
でも、そこから抜け出す手段が分からない。
■ 5.「やめたい」とは言えない。でも「このまま」も無理そう
転職?起業?副業?
色んな情報が飛び交うけど、何が正解か分からない。
- やめたいわけじゃない。でも、変えたい
- 今の環境が最悪ってわけじゃない。でも、未来が見えない
- 動く勇気もないけど、止まってる自分が一番嫌い
進みたいのに動けない。
一番しんどいのは、“選べない”状態が続いていること。
■ 6.「相談できる人がいない」わけじゃない。でも、“相談できない”
上司?同僚?友人?
話そうと思えば、話せる人はいる。
でも、“なんか違う”。
気を遣う。理解されない気がする。軽く流されるのが怖い。
気づけば、全部自分の中で完結させる癖がついている。
誰かに話す前に、「話す価値がある話か?」と自分に検閲をかけてしまう。
■まとめ:それ、全部「弱さ」じゃなくて、「賢さの副作用」です。
真面目で、責任感があって、人の気持ちを察して、空気を読んで、損な役回りを受け入れてきたあなたへ。
いま抱えているそのモヤモヤは、「ちゃんと生きてきた証」かもしれません。
だからこそ、ときどき「自分の本音を整理する時間」や「誰かに丸投げできる場」が必要です。
心が折れてからじゃなく、「折れそうになる前に」話せる場所がある。
それが、心理カウンセリングだったり、コーチングだったりします。
ビジネスマンの心のケアは、「弱いから必要」じゃなく、「賢い人ほど、必要になる」ものなのかもしれません。