■ あるクライアントの話。
30代男性。
会社ではマネージャー。家庭では二児の父。
副業にも興味があり、情報収集もしてる。
だけど、ある日ぽつんと、こんな言葉を漏らした。
「結局、自分って何を大事にしたいのか分からないんです。
自分軸を持てってよく言われるけど、なんかピンとこなくて…」
──たしかに、「自分軸を持とう」って、いろんなところで耳にする。
だけどそれって、“持たなきゃいけない正解”みたいに聞こえて、ちょっとしんどい。
■ 「自分軸」は“つくる”ものではない。実は“戻ってくる場所”だった。
たとえば。
- SNSで見かけた誰かの成功法則に振り回されたあと、
- 会社の評価に一喜一憂したあと、
- 誰かと比べて落ち込んだあと…
ふとした瞬間に浮かんでくる、あの言葉。
「でも俺って、ほんとはこういう働き方したかったんだよな」
「やっぱり、こういう時間が好きなんだよな」
「なんか違うなって、ずっと感じてた気がする」
それこそが、“自分軸”の声だったりする。
■ 自分軸は、“作る”んじゃなく“気づく”もの。
- 何が苦手で
- 何に怒りを感じて
- 何に心が動くのか
この“日常の違和感”をちゃんと拾っていくと、だんだん「自分の輪郭」が見えてくる。
あるクライアントが言っていた。
「“この人のやり方合わないな”って思った瞬間に、逆に“自分のやりたい方向性”がはっきりした気がします」
否定の中にも、自分の軸って隠れてる。
だから、「軸がない」って人は、実はまだ“他人の答え”を信じすぎてるだけかもしれない。
■ 「自分軸がない人」なんていない。ただ、見えづらくなってるだけ。
- 周囲の声が大きすぎて
- 「こうすべき」が積もりすぎて
- 比較が日常になりすぎて
自分の本音が埋もれてしまってるだけ。
でも、その声は消えてない。
ただ、聞こえなくなってるだけ。
そしてそれは、ちゃんと練習すれば、また聴こえてくるようになる。
■ 自分軸を取り戻すヒントは、過去にある。
ある人は、小学生のころの話をしてくれた。
「放課後に、友達にノートの作り方教えてたのがすごく楽しかったんです」
そこから、「人に分かりやすく伝える」という自分の軸を見出した。
今では、知識を言語化する副業を始めている。
「あの頃、無意識にやっていたこと」には、自分の本質が宿っている。
■まとめ:自分軸って、“がんばって見つけるもの”じゃない。
- 日常の違和感
- 比較に疲れた自分
- 過去の自然な行動
- ふと浮かんだ「やっぱりこうしたい」の声
それら全部が、すでに“あなたの軸のかけら”なんです。
だから、「まだ見つかってない」じゃなくて、「今、思い出してる途中」ってだけ。
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