セルフマネジメントを、もっと優しく、もっと自分らしく。
ある女性起業家(仮にナオさんとしましょう)とお話したときのこと。
カフェでアイスカフェラテ片手に、彼女はこう言いました。
「スケジュールはパンパンなのに、全然満たされない。なんならちょっとイラついてる。何でか分かります?」
はい、名言きました。
これはセルフマネジメントあるあるです。
「やること」より「あり方」を管理しないと、人生はいつも“満たされなさ”に支配される。
ナオさんは、自分のスケジュールをGoogleカレンダーで完璧に管理していました。
午前はインスタ投稿、午後はクライアント対応、夜は学びの時間。
一見、理想的。
でも、彼女の「気持ち」はぐちゃぐちゃでした。
なぜか?
「今日、自分が一番大切にしたいことは何か?」を一度も考えていなかったからです。
「セルフマネジメント=時間管理」だと思ってる人、ちょっとストップ!
たしかに時間をどう使うかは大事です。
でも、本質は自分の“エネルギー”と“在り方”のマネジメントなんですよ。
・今日、自分はどんな状態でいたい?
・何をしたら、自分が笑顔になれる?
・逆に、何をしたら疲れる?やりたくない?
・それ、本当に今週やるべき?誰かに任せられない?
…こういう問いを立ててる人、意外と少ない。
でも、ここがズレると「やってるのに満たされない」「頑張ってるのに空回り」の沼にハマります。
BMP流・セルフマネジメントの3ステップ
①「わたしファースト」でいい
まず、自分のエネルギーがフルチャージできてないと、誰も幸せにできません。
ちゃんと寝て、ちゃんと食べて、ちゃんと笑ってる?
「ちゃんと」の基準は世間じゃなく、あなたです。
② 気分のログをとる
タスク管理じゃなくて、「気分ログ」。
- この時間は集中できた
- この人と話すと元気になる
- この仕事の後は疲れる etc.
Excelじゃなくていい。手帳でも、メモ帳でもいい。
「自分の気分の動き」を可視化すると、自分の“性格の傾向”が分かるようになります。
③「成果」より「調子」を見る
売上も反応も大事。だけど、いちばん先に見るのは「今日の自分、どうだった?」
調子がいい日は、仕事も人間関係も不思議とうまくいきます。
つまり、調子を上げることが最大のビジネス戦略でもあるんです。
小さなストーリー:ある主婦のセルフマネジメント革命
以前、ある主婦の方が「副業を始めたいけど、時間がない」と相談に来ました。
彼女の1日は、子どもの世話と家事とパートで埋まってました。
でも、じっくり話を聞いてみたら——
夜の家事が「完璧にやらなきゃ」の思い込みで2時間もかかってたんです。
そこで、「夜ご飯は週3で冷凍パスタにする勇気」を持ってもらいました。
浮いた1時間でブログを始めた彼女は、半年後、月5万円を自分で生み出すようになりました。
自分に許可を出すことが、セルフマネジメントの第一歩。
■まとめ:最後に、あなたに問いかけたいこと
- あなたは「ちゃんと自分のこと、見てあげてますか?」
- 頑張ってる自分に、どれくらい「優しさ」を向けてますか?
- 今日、「自分の調子を整えること」に何分使えましたか?
セルフマネジメントって聞くと堅く聞こえるけど、実はとてもやさしいものです。
それは、「自分にとって心地いい選択を、毎日少しずつ重ねること」。
そして、誰かに言われた正解ではなく、“わたしらしい在り方”を守っていくこと。
BMPでは、そうした小さな選択の積み重ねを、大切にサポートしています。
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